時空自在

タンジールから中国へ・そして帰還

空手

正拳

空手修行者の座右の銘として「握り方三年・立ち方三年・突き方三年」という言葉がある。 最も基本的な事を極めるのにこそ長い年月がかかる事を示唆した諌言だ。 これは、空手を始めて間もない者にとって、時として壁の様に立ちはだかる、空手習得の過程が厳…

立禅

爪先をやや内側に向け、足幅は肩幅より気持ち広め。 「気を付け」のように体を反らすのではなく、骨盤を前傾させ、肩を下げ、肩甲骨を広げる。 私の場合、瞼は閉じる。 鼻から息を吸い、頭から丹田に息を回すイメージを持つ。 よく、樹木になったイメージと…

黙想

慧能曰く 菩提本樹無 明鏡亦非台 本来無一物 何処惹塵埃 菩提樹というがそもそも菩提とは成仏の事であって樹木ではなく、 また鏡というが明鏡とは曇りなき状態をいうのであってともに目に見えるもの、手で掴めるものではない。 このように本来は一物もあり得…